春から夏のシーズン中、摘まれたお茶の葉は、すぐに製茶工場に運んで荒茶に仕上げます。お茶の鮮度や香りを逃さないように、素早く手際良く、荒茶作りの工程が進んでいきます。最近はコンピュータ制御の最新機器を揃えた大型工場が増えています。 お茶の葉を、蒸す→冷やす→揉む→乾かす→火入れ という手順でお茶が作られていきます。 蒸し加減や火入れ加減でお茶の個性が出ます。
摘みたてのお茶の葉を自動的に蒸機へ送ります。
お茶の葉を蒸します。
お茶の葉を強い力で揉み、 熱風で乾かします。
お茶の葉を再び揉みながら、 熱風で乾かします。
お茶の葉を充分に乾かします。 ここまでが荒茶製造工程です。
荒茶は大小さまざまな形を しているので、ふるい分け、 切断して形を整えます。
お茶をさらによく乾燥させ、 お茶の香りや味を引き出します。
木茎や細い茎を取り除きます。
製品の調整、配合、均一化を行います。ここまでが仕上茶製造工程です。
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